2006年8月29日(火) 18:30~21:00 (開場 18:00)
高輪区民センター・区民ホール (1F)港区高輪1-16-25
Tel 03―5421-7616
自ら見た 戦争や差別・飢えや貧困を唄う
都丸 悠 氏(シンガーソングライター) 18:30~
三重県鳥羽市出身、1977年9月生れ。(28歳)新聞記者だった父と共にイラン、イタリア、イギリスで過ごし、海外生活の中で戦争や文化の違いを体験。
メッセージ性の高い作品を発表、演奏されています。同郷の演歌歌手鳥羽一郎氏の「花いちもんめ」で作詞家としてもデビューされました。
日本経済を支える平和憲法
辻井 喬 氏 19:00~
詩人、作家であり、実業家 堤清二として著名な辻井氏が憲法九条について語ります。
講師略歴: 日本ペンクラブ理事、日本文芸家協会副
理事長、日本中国文化交流協会会長、「マスコミ九条
の会」呼びかけ人、憲法再生フォーラム共同代表
1927年生れ。セゾングループの経営者として手腕を発揮する一方、1955年に詩集「不確かな朝」を刊行以来、
詩人・作家として活躍。
主な著書 「異邦人」(室生犀星賞)、「いつもと同じ春」(平林たい子文学賞)「群青、わが黙示」(高見順賞)、「虹の岬」(谷崎潤一郎賞)、「沈める城」(親鸞賞)、「風の生涯」(芸術選奨文部科学大臣賞)、「桃幻記」、「父の肖像」(野間文芸賞)、「終わりからの旅」等
静かな、深い感銘が 会場を覆って
一周年記念の 第3回講演会は大成功でした
8月29日高輪区民ホールで行われた講演会は、辻井喬氏の高い知名度も手伝って、定員250をはるかに上回る294名が参加し、講演の前に出演された都丸悠氏が会場が一杯になっているんでびっくりした、と感想をもらすほどの大盛況でした。
著名な文学者であり、第一線の経済人としても長く活動してこられた、辻井氏の豊富な知見に基づく多彩な話に会場は食い入るように聞き入っているのが印象的でした。
講演では、「日本経済は平和(国際平和)によって支えられている。平和憲法を持つ、唯一の被爆国日本がその立場で発信・行動すれば、国際社会の平和に多大な貢献ができるにも拘らず、そうした努力が全くされていない小泉政治の外交・内政両面にわたる数々の問題点がある。」と語り、
「1億総中流化社会が、ごく少数の勝者と大多数の敗者に分化し、固定化してゆく中で、社会全体を覆うに至った閉塞感が『自民党をぶっ壊す』という小泉政権の高支持率に繋がった。」「変革を求める大衆社会の動向を的確にキャッチできていず、現実に対応する能力が落ちている。」と革新側の問題点も提起されました。
更に「人間のみが持つ、優れた最も魅力的な能力は『敵を味方にする、出来る能力』であり、あれかこれか単純な二元論で判断し、問題を処理する傾向が一番危険。相手の言うところにも、聞くべきところ・採るべきところがあれば味方にすることも可能。」と指摘され、運動を進めるにあたって、敵を味方にする判断力と説得力を是非養って欲しいと訴えておられました。
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・講演:「日本経済を支える平和憲法」
・はじめに
只今、紹介して頂きました辻井でございます。さっき都丸さんの素晴らしい唄を伺いました。その前に、2回目の会で品川さんのお話になった講演の記録を読ませてもらいました。財界人として体験に裏付けられた、そしてご自分が戦争に行かれた体験をしっかり踏まえてのお話をなさったようで、これが本当のノーマルな日本の発言だと私は思いました。したがって、私が何か付け加えられることがあるだろうか、何を話そうか、少し予定よりは理屈っぽくないことを話した方がいいんじゃないか、などと考えておりました。
最初に、日本の経済を支えていくにはどうしても憲法が必要なんだということを申し上げ、それから少し具体的な問題に入って行きたいと思っております。
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商社九条の会・東京第3回講演会(2006年8月29日開催)に対する感想や意見