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活動の記録

小池清彦氏 元防衛庁教育訓練局長 現新潟県加茂市長
を講師に 12月9日(土) 第4回講演会

 春先からお願いしていた講演が実現しました。「専守防衛の自衛隊は合憲でも、海外派兵は許されない、憲法九条は守るべきだ」と発言。
現職の市長として、03年7月にはイラク特措法に反対する要望書を全閣僚、全議員に送付されました。

第4回講演会

地図日 時:2006年12月9日(土) 13:30~16:30
(開場 13:00)
場 所:リーブラ ホール(5F)
      港区芝浦3-1-47
JR田町駅、都営三田・
浅草線三田駅A4出口   
参加費: 1,000円


第1部

石川逸子 氏「千鳥ヶ淵へ行きましたか」など
詩の朗読 石川 逸子 氏     13:30~

1961年「狼・私たち」で詩の芥川賞とも言われる第11回H氏賞を受賞。
「千鳥ヶ淵へ行きましたか」で第11回地球賞を受賞。
「ぼくは小さな灰になって-あなたは劣化ウランを知っていますか」、 「引き裂かれながら、私たちは書いたー在韓被爆者の手記」、「無名戦没者 たちの声―千鳥ヶ淵と昭和」、「<日本の戦争>と詩人たち」など著書多数。

「1982年より「ヒロシマ・ナガサキを考える」を編集発行。 日本ペンクラブ会員

>>石川逸子氏朗読詩

第2部

小池清彦 氏いま護るのか、変えるのか?
「憲法九条を語る」 14:00~ 小池 清彦 氏

元防衛庁教育訓練局長、現職の加茂市長として、03年7月にイラク特措法に反対する 要望書を全閣僚、全国会議員に送付されました。

講師略歴
1960年大学卒業後すぐに防衛庁に入庁。
1978年英国王立国防大学への留学、長官官房防衛審議官、防衛研究所長、教育訓練局長などを歴任の後、1992年退職。
1995年に加茂市長に初当選、現在は3期目。


第4回講演会=2006年12月9日開催=
雨模様のなかを遠くは福島や山梨の会員をはじめ171名の方々が参加されました。

第1部は詩人 石川逸子さんに自作の詩を朗読していただきました。かつての大戦で、今イラクで、家族と平和に暮らしていた人たちが引き裂かれ残酷に命を奪われる戦争、残虐な殺人を行ってしまう戦争の狂気を多くの事実から拾って詠まれた詩の数々。作者の声は会場で聞き入る人たちの心に何かを呼び起こしたにちがいありません。第二次大戦での私たち日本人の被害と加害の歴史を重ねあわせて耳を傾けていた人も多かったようです。
第2部は新潟県加茂市長 小池清彦さんによる講演「憲法九条を語る」です。永年の防衛庁勤務、英国国防大学留学、加茂市長と、国を守り人を守ることを多年にわたり小池清彦 氏研究され、体験された立場からのお話は、私たちに憲法九条を考える上で貴重な示唆をいただいたと思います。
最後の質疑応答で、憲法第9条のメリットとデメリットは?との会場からの質問に対して市長が100%メリットであり、デメリットはゼロであると断言された時の背筋を伸ばした小池市長の姿勢が深く心に残りました。

講演要旨は次の通り。

  1. スタンスは絶対平和主義ではなく、防衛力を備えて平和を推進する主義であるが、絶対平和主義を理想に見据えており、またそうでなくてはならない。
  2. 自衛隊が銃をたずさえて海外に派遣されるのは憲法に合致するとは言いがたく間違いである。(氏はこの観点から、イラク特措法に反対する要望書を全閣僚、全国会議員に送付するなどの活動をしてこられた)
  3. 防衛庁内にもこのような考え方をする人は多く、氏の幅広い活動に抗議をしてきたのは2名(1人は匿名)のみである。
  4. 政府は「日本が侵略を受けたら」という戦前の国家総動員法ともいうべき国民保護法を成立させ、地方公共団体にも対応を求めてきているが、防衛に一般市民を巻き込むという点で間違いである。加茂市は10万本の赤十字の旗を立て自衛隊も入れない戦時平和都市宣言をするつもりである。
  5. 憲法というものは、国家を拘束し、国民が国家から獲得した権利を示すものである。現行憲法はまさにその通りの民主主義の証である。
  6. 国民からこの権利を剥奪しようとすることが改正であるわけがない。安倍首相の唱える憲法の概念は大間違いである。自民党の改正要綱案は国民の権利を奪い、本講演のような活動で逮捕するなど、民主主義を危うくするものである。また、徴兵制度に導くかもしれない由々しき案である。(配布資料としてお持ちいただいた自民党改憲案の問題点を条文に沿って解説していただいた)
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