第8回学習会のお知らせ
2月18日(木) 18時30分より 開催
☆明治大学 アカデミーコモン 9F 309A教室
講師 元毎日新聞記者 西山太吉氏
―沖縄密約~その今日的課題
今回は学習会講師として西山太吉氏(元毎日新聞記者)をお招きします。
西山元記者は1972年の沖縄施政権返還にまつわる日米密約を暴いたことで「国家機密漏えい罪」に問われました。しかし、2000年以降相次いでアメリカで「密約」文書が公表されたことを契機に、謝罪と賠償を求める「国家賠償請求訴訟」、「沖縄密約開示訴訟」と、勇気ある行動に立ち上がりたたかい続けておられます。
普天間、辺野古と基地問題がクローズアップされている今、改めて「在日米軍」とは何かを考えるため、「この虚構(沖縄密約)は単なる一過性のものではなく、現在進行中の日米軍事同盟再編、つまり日米軍事一体化の形成につながるその後の日本の外交、安全保障を方向付ける基点といえるものであった」(2007年刊「沖縄密約」)とする西山元記者に語っていただくことは有意義なことと思います。
参加を心からお待ちしています。(資料代1,000円)
<略歴>
1931年山口県に生まれ、慶応大学法学部卒、同大学院修士課程(国際政治学専攻)終了後、毎日新聞入社。
経済部を経て、政治記者として首相官邸、自民党、外務省などを担当。
1972年 沖縄の施政権返還にからむ密約取材をめぐり、国家公務員法違反容疑で外務省の事務官に続いて逮捕。一審で無罪(事務官は有罪、控訴せず確定)となったものの、ニ審で逆転有罪、1978年、最高裁で確定(懲役4ヶ月、執行猶予1年)。
一審判決後に退社し、福岡県北九州市の西山青果株式会社に勤務。1991年 退職。『密約』を裏付ける米公文書などの報道が相次ぐ中、2005年謝罪と損害賠償を国に求めて敗訴。著書「情報は誰のものか」岩波ブックレット共著 「沖縄密約」岩波新書。